【連載】年齢とともに変わる肌(第1回/全4回)なぜ大人の肌は乾きやすくなる?― うるおいが減る仕組み
年齢とともに変わる「うるおいを保つ力」
「最近、肌が乾きやすくなった」と感じることはありませんか。年齢とともに肌の状態が変わる中でも、乾燥は多くの人が実感しやすい変化のひとつです。
肌は本来、水分を抱え込み、外へ逃がさない仕組みを持っています。しかし年齢を重ねるにつれて、この働きはゆるやかに変化します。肌内部の水分保持力が低下し、外部環境の影響を受けやすくなることで、乾燥を感じやすくなります。
水分量と皮脂量のバランスの変化
若い頃の肌は、皮脂が自然な保護膜となり、水分の蒸発を防ぎます。しかし年齢とともに皮脂の分泌量が変化し、肌表面の保護機能が弱まりやすくなります。
さらに肌内部の水分量も減少しやすくなるため、洗顔後につっぱりを感じたり、これまでの化粧品では物足りなさを感じたりすることが増えていきます。
乾燥は肌の不安定さにもつながる
乾燥した状態では外部刺激を受けやすくなり、肌のコンディションが不安定になりがちです。季節の変わり目に肌がゆらぎやすくなるのも、この影響が関係しています。
大人の肌は「補う」視点が大切
大人の肌に必要なのは、過度なケアではなく、うるおいを補い肌を守ることです。肌の働きを支えるケアを取り入れることで、落ち着いた状態を保ちやすくなります。
次回は、ハリやツヤの変化について、肌の内側で起きている仕組みを解説します。
▶ 次回:ハリ・ツヤ・くすみの変化の理由

